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2016年7月30日土曜日

ウインカーのゴム交換(Z750S)


ウインカーのゴム交換(Z750S  
バイク(Z750S_2005年モデル)のウインカーのゴムを、交換しました(20167月)。
交換した理由は、ストレスクラック(割れ)を、ごまかしの補修方法では限界と感じたため。
ウインカーをそっくり交換する予定でしたが、ゴム部分だけを交換しました。
よって、電気系統は、純正のままなので安心です。ちなみに、Z750Sの純正部品ではゴム部分だけの入手をできません。あと、年式によっては、Z1000やZX6Rにも使えそうです。
作業は、フロントカウルとテールカウルを脱着するので3時間程度です。
数回交換しているうちにテールカウルは、外さずに交換できることに気づきました(フェンダーレス)。
用意したウインカーは、大陸のノーブランド品。4個で2404円(送料無料)、ebayで購入。
上が、ノーブランド品



ゴム部分を外せます




このゴム部品は、純正品と入れ替え可能でした。


このレンズ部分は、純正品と入れ替えできません。


ウインカーの取り外しは、内側のネジとプレート2枚を取り外します。



純正品と比較して少し根元のガタが大きいです。
あきらかに形状が違います。





これは、使いませんでした(2本で831円)。


2017年4月追記
今回交換したゴム部品は、8ヵ月8000km走行で前後4箇所、全て同じ位置に小さなクラックを見つけました。

2017年7月追記
12ヵ月14500km走行で前後左右共に激しいクラックを見つけたので交換用のウインカーを注文しました。大陸のノーブランド品。円安なので4個で2761円(送料無料)、ebayで購入。日曜日の午後に注文して次の土曜日に届きました。以前は、4週間待つこともありました。今回、付与されたトラッキング番号で地元の郵便配達局に届いている状況を下のサイトで確認できて便利でした。
http://www.17track.net/ja

2017年8月追記
前側の左右は、ゴム部品を交換。
後ろ側の左右は、大陸のノーブランド品のZ800用に交換。デイトナのフェンダーレスに装着しました。コネクターは、金属端子と配線がいっしょに1箇所外れましたが無理やり接続しました。流石、大陸ブランド。これからゴム部品の耐久性を比較します。Z800用は、取り付け穴でのガタツキがありません。大陸ブランドのZ750用は、取り付け穴でのガタツキが大きい。交換前のゴム部品は、取り付け穴に接触する上側溝に振動によると思われる摩耗が激しかった。

2018年1月追記
Z800用のウインカーは、4ヵ月半、3000kmで右側のオレンジ色のカバーが走行中に落下し紛失。
ノーマル形状に戻すため取り外すとゴム部品は、一部ちぎれていました。このゴム部品は、脱着を繰り返すことを避けた方が良さそうです。

2018年5月追記
Z800用のウインカーは、左側を8ヵ月半、5200km使用し点滅不良で交換。
中華製のこのウインカーは、粗悪品です。
分解し確認した結果、点滅不良は電球固定金具の不良。あとオレンジ色のカバーを固定する木ネジの長さが短く、オレンジ色のカバーをしっかり固定していないことが判明。ゴム部品の耐久性が良さそうだったのに残念な結果でした。後日、ダメもとで木ネジを5mm長い物で固定するとオレンジ色のカバーが割れ、全く使えなくなりました。


Z800用ノーブランド品。粗悪品です。
eBayで2個、1371円(送料無料)
配線の長さ、コネクターの形状問題なし


写真中央は、ゴム部品

2016年5月30日月曜日

ブレーキピストンシール後輪交換(Z750S)

ブレーキピストンシール後輪交換(Z750S)


バイク(Z750S)のブレーキピストンシールを交換しました(2016年5月)。
交換した理由は、ブレーキキャリパー周辺に白い付着物が目立つことと、10年以上経過したバイクだからです。
交換後、停止直前のコントロール性が向上したような気がします。 
それでは、交換の模様を紹介します。作業は、2時間程度。清掃に手間取ります。
交換した部品は、
部品名品番数量
(I/X)ワツシヤ(シ-ル),10.1X14.5X1.549091-00012
ピン,パツド92043-14891
ブ-ツ49006-12121
パツキング,ピストン シ-ル43049-10971
クリツプ(パツド)43084-0031

 
交換前。
 

ボルトを2箇所外しキャリパーを取り出します。



クリップをペンチで抜き取ります。


パッドピンを引き抜きます。
ネジではありません。


抜いたピンとクリップ。
ピンは、摩耗して凹んでいました。


ブレーキパッドは、再利用します。


ブレーキレバーを押して油圧でピストンを押し出します。

 


 

ピストンが抜けました。


ピストンとプラスチックのインナー。


一安心の状態。


スプリングパッドを外しました。
この時は、気づきませんでしたが1個部品が足りません。


爪楊枝でダストシールとピストンシールを抜き取ります。


ピストンシールの奥側の側面に腐食がなく、一安心。


1年2か月、1万9千km走行したシャフトに塗られたグリスは、劣化しています。

軸に段付き摩耗あり。



表面が溶けています。
これは、単品で購入できません。ピストンとセットです。


先に真鍮ブラシでヨゴレを取り除くとよいでしょう。
しつこいヨゴレと錆は、320番、600番の耐水ペーパーで円周方向に磨きました。
錆びた箇所が一部凹んでいます。
ただし、組み付け時には、ダストシールに影響しない位置にあります。


この後輪作業の後、後日前輪のメンテでスキルを上げました。
食器洗い用洗剤を溶かした60℃の温水を入れたバケツへキャリパーを浸ける。
ブラシ、ハブラシでゴシゴシするだけでダストが結構落ちます。
60℃の温水がポイント、常温との差がすごい。

キャリパーホジ郎バイク用でシールの溝のヨゴレや腐食を溝を傷つけないように丁寧に落とします(耐水ペーパーも使いました)。
たぶんショップは、回転機構の電動工具できれいに仕上げていると思います。


ニグルーブでグリスアップ。


自動車メーカーにブレーキ周辺で採用されているそうです。
耐水性、耐熱性、ゴムや樹脂を侵さない。

キャリパの穴側面、ピストン、2つのシールに
ブレーキオイルを塗布して組み込みます。

油圧のかかる状態で、ブレーキピストンロッキングプライヤーを利用してピストンを回転させたり、ブレーキオイルを塗布してピストンを何度も出し入れする、ピストンのもみ出しをすると動きがスムーズになります。特に前輪のように、2個のピストンがある場合は、片方のピストンの動きが悪いとブレーキタッチに影響します。ブレーキオイルの塗布のかわりにシリコーングリスを利用する方もおられます。どうもブレーキオイル塗布が、メーカー指示。シリコーングリス塗布は、容易にピストンの動きが良くなる。ただし、何か?影響もあるような情報もあり。まだ、シリコーングリスを塗布してからピストンを取り出すメンテ(前輪なら6~8万kmに1回シール交換。)をしていないので、パッキン溝の異物の堆積など影響は不明です。ただ、私の場合ピストンのもみ出しだけの作業(最近始めました)をするときは、ピストンおよびシール周辺の清掃後、ブレーキオイルを塗布してピストンを戻したり出したり、更に回転させる。その後、シリコーングリスを塗布して同様にピストンを動かします。シール交換後、6万km走行時点で油圧のある状態でピストンを戻すことに、かなり力を必要とします。自分でメンテしているとピストンシールの変化に気づくことができます。


パッドの裏にディスクブレーキ用グリスを薄く塗ります。
目的は、鳴き防止です。
昔に購入したものです。

パッドピン(新品)には、ニグルーブ(訂正:ディスクブレーキ用グリスは、良くなかったを薄く塗りました。パッドの穴にも綿棒を利用して薄く塗ります。


この軸にも、ニグルーブ(訂正:ディスクブレーキ用グリスは、良くなかった)を薄く塗りました。パッドの穴にも綿棒を利用して薄く塗ります。
摩耗防止および動きを良くする目的です。

完成の図。
このあと、パッドの摩耗限度をしらせるプレートが無かったことに
パーツリストをみて気づきました。
私が無くしていないのは間違いありません。



















































2016年4月16日土曜日

シリンダーヘッドカバーガスケット交換(Z750S)


シリンダーヘッドカバーガスケット交換(Z750S

バイク(Z750S)のシリンダーヘッドカバーガスケットを交換しました(20164月)。
交換した理由は、クラッチ側の前からニジミを見られたから。
交換は、6時間もあれば充分と思います。ただ、掃除も含めています。


部品名

品番

数量

ガスケツト,ヘツド カバ-

11061-1165

1

ガスケツト,スパーク プラグ

11061-0104

4

リング(0),ヘツド カバ- ボルト

92055-1352

6


イル漏れ。ヘッドカバー側が、にじんでいます。 


交換した古い部品です。


ガソリンタンクを外すコツは、タンクの後ろ側を浮かせる。
写真ではゴムハンマーを利用。


作業できる空間が増えます。
これによってホースを脱着する時間を短縮できます。


写真の人差し指側と反対側の2か所を
両指を使って強く押し込みながらジョイントを引き抜きます。
写真にはありませんが、ボロ布をひいておきます。


ホースのジョイントが外れた状態。

冷却水を抜きます。

外していきます。

プラグ交換レベル

このあたりのコネクタやネジをバラシます。
プラグキャップなどを抜き取るため必要になります。

こちらも外していきます。


エアーサクションバルブカバーを外します


クラッチ側から外します





ラジエターを前側にズラシます。
ラジエターを固定している上下のボルトは、外します。


反対側のエアーサクションバルブカバーも外します


写真中央のカバーを取り外します
カバーにツメが左右に各2か所あります。ボディー側に、ツメをはめる穴があります。
よってカバーをたわませて外さないと割れます?


取り外したカバー
付け忘れに注意。
私は、付け忘れたので再度ラジエターをずらしました。


カバーを外すと掃除が出来ます。
オイル漏れしてドロドロでした。
掃除は、必須です。


ヘッドカバーのネジも外してすっきり。


取り外しは、ラジエターホースが邪魔をします。


カバーの内側。


参考


参考。
2回目(2021年)の交換時は、写真左側のホースを少しずらしました。


参考
カムかじりは、ありませんでした。


黒い液体パッキンをプラスチック製ヘラと爪で剥がします。
1時間以上必要でした。
このエンジンは以前に、ここのガスケットをバイク屋で交換されています。


パーツクリーナーで脱脂します。
上のカバー側の脱脂も忘れずに。


写真撮り忘れ
パーツクリーナーで脱脂後、プラグ用新品のガスケットを取付け。
こちらのガスケットを先に取り付ける理由は、次に塗る液体パッキンの硬化が始まるから。


液体パッキン。
1年半前に使用した残りです。
中身は、チューブ内のキャップ付近で硬化していましたがほじくり出しました。


黒い液体パッキンを塗布。
基本は、ここだけ塗布します(反対側も塗ります)。


新品のガスケットをのせる(写真は交換前のガスケット)



GPZ1000RXとは、ガスケットの構造が違います。
構造が違うことを知らなかったので交換を検討している時、???がいっぱいでした。
GPZのように、ガスケットをヘッドカバー側に液体パッキンで先に固着させる必要なし。


ヘッドカバーをのせる
ボルトを6箇所しめる(締めトルク9.8N(1kgf))
トルクレンチなしで締めました。
締めこんでいくと急に硬くなるのでそこでストップしました。
ボルトの締めつけ順序(英語で記載されていました)。
クラッチ側の後ろ側からスタート  半時計回りで四隅(中央は締めない)を締める
中央後ろ側  中央前側
アクセル側の後ろ端  クラッチ側の後ろ端(こちらは2度締め。中央は締めない)

あとは、取り外した部品を取り付けます。
液体パッキンを乾燥させるために24時間以上、エンジンを始動させません。
翌日の24時間経過後、走行しました。

3年間もたずに、交換後38,200km走行してオイルにじみ発生(2019年1月)。
にじみが消えたり出たりの繰り返しでしたが、乗らない冬に結構漏れた(2021年1月)。
前回交換してから79,400km走行後で交換(2021年4月)。
 

ついでに、痛み気味のラジエターホースを1本のみ交換。
ガスケット交換と同日に実施。
写真にはありませんが、Oリングも1個交換。


1か月後、
残りのラジエターホースを3本交換。
前回ラジエターから外した箇所から漏れたため。
10年以上経過した部品です。

交換作業は、2時間程度。
写真にはありませんが、Oリングも1個交換。