スロットルバルブ簡易洗浄(Z750S)
Kawasaki Z750Sのスロットルバルブをケミカル(WAKOS)で簡易洗浄しました(2020年4月)。
作業時間は、2時間未満です。
分解洗浄ではなく、ケミカルを吹き付けて洗浄です。洗浄した理由は、加速時のノッキング発生頻度が増えた、車検時の排ガス試験で不適合(CO測定)。ガソリン添加剤のPEAを添加すると、アイドリングが上がりすぎ調整つまみでは抑えられないなど。隼のスロットルバルブ洗浄は、たくさん情報があります。しかし、カワサキでエアークリーナーBOXをつけたままで洗浄する情報を見つけられなかったのでアップしました。洗浄効果を目視で確認することをできません。軽くヨゴレを落とせたかな?と思っています。事実スロットルボディー外面に吹き付けてもこびり付いたヨゴレは、落ちません。ブラシ付きの商品なのでしつこいヨゴレは、こすることが前提でしょうか?
使用したのは、ワコーズ TV-C スロットルバルブクリーナーA110 専用ブラシ・ロングノズルセット品。簡易洗浄に30センチのロングノズルが、必要です。ロングノズルが無いとZ750Sは、スロットルバルブに届かないのでうまく吹き付けられません。
逆さまでの噴霧可能です |
ゴムハンマーをかませてガソリンタンクを持ち上げれば作業を容易に進められます。 ガソリンタンクの取り外し不要で全て作業可能です。 |
スロットルバルブは、見えません。手探りで作業します。 |
1)4気筒の内、1気筒だけ吹き付けエンジンを始動させる。4気筒とも吹き付けてからエンジンを始動しても点火できなくなる。
2)キーオフならば、エアークリーナー側のスロットルバルブは、全開のようです。逆にキーオンにすると全閉のようです(Z750S、EU仕様)。
3)アクセルを全開にしないと吸気バルブ側のスロットルバルブが閉じていると思います?結束バンドを使用してアクセルを固定すれば一人でも作業可能です。
4)今回、各気筒を2回洗浄してもスプレー缶の1/3程度しか使用していません。各気筒の噴霧時間は、1回5秒程度でした。合計40秒噴霧でしょうか?4月と7月の2回使用後で1/3程度残っています。
5)車検場の排ガス試験で不適合(CO測定)となれば、調整ネジでアイドリングを上げて対策してください(私の経験)。
6)ロングノズルを缶に取り付ける時は、ノズル穴の出口を指先で押さえてからしっかりと押し付けてください(ネット情報から引用)。
7)PEAを投入して300km走行したのちのスロットルバルブクリーナーでの簡易洗浄後、少し走行した後でエンジンオイルが真っ黒(点検窓で確認)。今回(3回目の洗浄時)は、洗浄後シリンダーヘッドカバーパッキンを交換した。シリンダーヘッドに溜まったオイルが黒いのではなく、黒い微粒子が少量堆積していた。前回のシリンダーヘッドカバー交換時は、黒い微粒子の堆積など無かったので、PEAもしくは、このスロットルバルブクリーナーの洗浄効果でしょうか?エンジンオイルを交換しないと気持ち悪いです。